新しいアプリを開いてみたら、設定することがずらり。「便利そう」と思っていたはずなのに、そっと画面を閉じたくなる。そんな始まりにはしたくないなあと、いつも考えています。
こんにちは、ナナミです。サロンの仕事が全部片づいて、さあ今日はアプリの勉強をしましょう、という時間。なかなか取れませんよね。
次のお客様までの合間だったり、帰る前の数分だったり。せっかく開いてくださったその時間に、まず説明書を全部読んでください、では申し訳ない。作る側として、そこは忘れたくないんです。
今、 困っている ことからで いいんですよね。
予約を確認するのに何度も画面を開いている。メニューの案内を、そのつど送り直している。何か一つ、「これが少し楽になったら」と思うことはありますか。
アプリの機能を上から順に覚えるより、その困りごとから始めてもらえたらと思っています。使えるものがたくさんあることと、今全部を使うことは、別ですから。
たとえば、メニューを整えるなら、まずよく選ばれるものを一つ。名前と料金を入れて、お客様にはどう見えるか確かめる。「なるほど、こんなふうになるのね」と分かってから、次を足していく。
一つできると、次に開くときの気持ちも違いますよね。最初から完成形を目指して疲れてしまうより、その小さな手応えを一緒につくりたいです。

これは初期設定のデモ画面です。サロン情報やメニュー登録へ進めるようにしていますが、項目が並んでいるからといって、全部を今日の宿題にしなくて大丈夫です。
ただ、お客様に公開する部分の料金や受付条件など、必要な確認は別です。まず一つ整えて、実際に案内できる状態か確かめる。そこまでできたら、今日は一区切りでもいいですね。
使い 慣れた やり方にも、 理由が あります。
長く使ってきたノートには、書きやすい場所がある。いつもの手順には、自分なりの順番がある。新しいものを入れたからといって、それを全部やめる必要はないと思うんです。
便利な道具のために、お店の一日を無理に組み替えるのは、なんだか順番が違う気がして。
少し試して、ご自身のお店に合うところを見つける。その間、同じ予約を別々の場所で管理して分からなくならないよう、「最終的にはここを見る」という場所だけは決めておくとよさそうです。
変えなくても困っていないところまで、急いで変えなくていい。そう言える道具でありたいですね。
続きは、 また 時間の ある ときに。
設定の途中で電話が鳴ったり、お客様がいらしたり。サロンでは、そちらが先です。画面を閉じて、また戻ってきたときに迷わないようにすることも、こちらの仕事だと思っています。
「今日はここまでできた」。そこで終われたら、次も開いてみようかなと思えますよね。
私も作る側にいると、あれも役立ちそう、これもあったら、と考えたくなります。(つい欲張りたくなるんです)でも、使う方の「今、これだけしたい」に、ちゃんと応えられることを大切にします。
今日は一つ。合わなければ、やり方を変えてみる。そのくらいの距離で、ひとりサロンDXキットを暮らしの中に迎えてもらえたらうれしいです。

