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坂本 七海のブログ

ひとりでサロンを営むセラピストさんへ。サロン運営の工夫や、ひとりサロンDXキットのアプリづくりに込めた思いをお届けします。

「保存できたかな」と、もう一度押したくなるとき。

押したあとが分かることも、使いやすさ。保存・公開・送信の言葉に込めたい、作り手の考えです。

サロンの窓辺の机に置かれたタブレット

保存ボタンを押したけれど、画面があまり変わらない。もう一回押したほうがいいのかな。それとも、今は待つ時間なのかな。

たったそれだけのことでも、次のお客様がいらっしゃる前なら気になりますよね。操作を終えたはずなのに、終わったかどうかの確認が、もう一仕事になってしまう。

こんにちは、七海です。今日は新機能のご紹介ではなく、ひとりサロンDXキットを作るうえで大切にしたい、画面の返事のお話です。

押したことと、終わったことは別だから。

ボタンを押せたことと、内容が保存できたことは、同じではありません。作る側は内部の処理が分かっていても、使う方に見えるのは目の前の画面だけ。その間を、察してくださいで済ませたくないんです。

たとえば「保存しています」のあとに「保存しました」が見える。うまくいかなかったときは、失敗したことだけでなく、入力した内容が残っているか、次に何をすればいいかが分かる。そんな返事があれば、むやみに押し直さずに済む場面もありそうです。

これは、すべての画面で同じ動作が完成しているというお知らせではありません。これからも画面ごとに確かめ、整えていきたい基準です。見た目がきれいになっただけで、この不安までなくなったことにはしたくありません。

誰に見えるかも、言葉で伝えたい。

もう一つ、気をつけたいのが「保存」と「公開」と「送信」の違いです。文章を自分の作業として残したいときと、お客様に見せたいときでは、押す前の気持ちが違いますよね。

たとえばお知らせを書いていて、まだ言い方を迷っている。「保存」と書いてあるのに、お客様にも見えてしまうのではと不安になるなら、その画面には説明が足りません。逆に、公開したつもりなのに下書きのままでも困ってしまいます。

私は、操作の前に何が起きるか分かり、操作のあとに今の状態が分かるようにしたいです。色だけで判断させず、短い言葉も添える。見慣れない印だけで、公開か下書きかを覚えてもらうのは、少し意地悪ですから。

もし今、判断しにくい画面があったら、何度も押して確かめる前に、表示されている状態を見てみてください。それでも分からないなら、あなたの覚え方の問題と決めなくていい。どのボタンのあとで迷ったのかは、作る側が知りたいことです。

「保存しました」を見て、安心してタブレットを置く。そのあと、お客様を迎えるほうへ気持ちを戻せる。画面の短いひと言にも、そこまでの役割を持たせたいと思っています。