週の予定を書いていて、先週も、その前の週も、同じ作業が並んでいる。誰かに頼まれたわけではないけれど、やめるきっかけもなく続いている仕事はありませんか。
たとえば、自分だけが見る週報の清書。数字は別の場所でも見られるのに、もう一度きれいに書き直している。始めたときには理由があったはずでも、今の仕事の仕方には合わなくなっているかもしれません。
「続けられているのだから、やめたらもったいない」。そう思う気持ちもありますよね。続けた時間を否定するようで、手を止めるほうが難しいこともありそうです。
その 作業の あと、 何に 使っていますか。
今日は、予定表の仕事を一つ選んで、そのあとに何をしているか思い出してみませんか。書いた数字を見て仕入れを決めているなら、そこには役割があります。一方、清書したあと一度も開いていないなら、整える部分は省けるかもしれません。
見るべきなのは、作業が立派かどうかではなく、今のお店の判断やお客様への対応に使っているか。昔の自分に必要だったことが、今も同じ形で必要とは限らないんですよね。
もちろん、保存が必要な記録や安全・衛生の確認、お客様との約束を、気分で省く話ではありません。まずは、自分のために始めた重複作業や見た目を整える作業から。必要な記録自体は残します。
やめるのが 心配なら、 一回だけ形を 変える。
たとえば今週は、清書せずに元の表をそのまま見る。必要な数字を見つけられたか、判断に困らなかったかを確かめます。「もう二度としない」と決めるより、一回試すほうが取りかかりやすそうです。
困ったなら、どの部分が必要だったかを戻せばいい。全体を元どおりにする前に、日付だけは書く、気づきだけ一行添える、という形も考えられます。続けるか、全部やめるかの二択でなくても。
空いた時間に、すぐ別の仕事を詰めなくてもいいと思います。お茶を飲んでから次の準備をする。その余裕のために段取りを見直しても、お店への手抜きにはならないはずです。
来週の予定表へそのまま写す前に、「これは今、何に使っている?」と一度だけ。始めることと同じように、続け方を選び直すことも、お店を営む仕事の一つなのだと思います。

