別の項目を押すつもりだったのに、隣を押してしまった。画面が変わって、一瞬どきっとする。忙しい日の片手操作なら、そんなこともありますよね。
こんにちは、七海です。今日は、うまく操作できるときより、押し間違えたあとの画面についてお話ししたいです。新しい機能の完成報告ではなく、アプリを作るうえで大切にしたい考えです。
説明どおりに、落ち着いて、毎回正しく押す。使う方にそれを全部お願いするのは、少し厳しいと思うんです。お店では呼びかけもありますし、手元だけを見ていられない場面もありますから。
「戻る」で、 何が 戻るのでしょう。
一つ前の画面へ戻ることと、直前の変更を取り消すことは違います。作る側がその違いを分かっていても、使う方には分からないかもしれません。「戻ったから、さっきの操作もなかったことになった」と思わせない説明が必要ですね。
たとえば、入力途中の画面を閉じようとしたとき。何が残り、何が消えるのかが分かれば、次を選びやすくなるはずです。逆に、よく分からない確認が毎回出るだけでは、読み飛ばす癖を作ってしまいそうです。
だから、どの操作にも同じ確認を足すのではなく、その場で起きることを短く伝えたい。取り消せるなら、その入口を見つけやすくする。取り消せないなら、実行する前に対象と結果が分かるようにする。そんな順序を考えています。
不安なまま、 次を 押させない。
お客様に届く送信や、予約に関わる変更なら、なおさらです。画面を閉じたことだけで未送信になったとは判断できませんし、元に戻せるとも限りません。今の状態を確かめる方法が、その場で見つかることを目指したいです。
これは、ひとりサロンDXキットのすべての操作で取り消しができるという意味ではありません。操作ごとに確かめる必要があります。できないことを、安心してほしいという気持ちだけで、できるようには書けませんから。
もし押し間違えたかもしれないときは、あわてて同じ操作を重ねず、表示されている対象と状態を見てみてください。分からない場合はそこで止まり、操作した順序を控えると、問い合わせるときにも状況を伝えやすくなります。お客様の個人情報を不用意に共有しないことも大切です。
一度の押し間違いで、アプリを触るのが怖くならないように。正しく押すための説明だけでなく、そのあとに落ち着いて進める道も作る。使う方を責めないというのは、画面の作り方にも表れるものだと思っています。

