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坂本 七海のブログ

ひとりでサロンを営むセラピストさんへ。サロン運営の工夫や、ひとりサロンDXキットのアプリづくりに込めた思いをお届けします。

「また予定を見て連絡しますね」。そのあとの、ちょっと気になる気持ち。

次の予約が決まらなくても、今日来てくださったことへのお礼は、同じ温かさで。

お茶とひざ掛けを用意した、明るいサロンのカウンセリングスペース

「次のご予約はいかがですか」と伺って、「また予定を見て連絡しますね」とお返事をいただく。笑顔でお見送りしたあと、少しだけ気になってしまうことはありませんか。

何か足りなかったのかな。今日はあまり満足していただけなかったのかな。……まだ、何も分からないんですけどね。空いている予約表を見ていると、つい考えてしまいそうです。

こんにちは、ナナミです。今日は、またお会いしたい気持ちと、無理におすすめしたくない気持ち、その間にあるお話をさせてください。

また来てほしいから、気になるんですよね。

次のご予約は、お店を続けていくうえで大切です。気にしないようにしましょう、と簡単には言えません。毎月の支払いも、ご自身で考えているわけですから。

その一方で、お客様にも、こちらからは見えない予定があるんですよね。来月の仕事がまだ決まっていないとか、家族と相談したいとか。今は決められない理由は、施術の感想以外にもありそうです。

だから、その場で予約が入らなかったことだけで、今日の仕事に小さなバツをつけないでほしいなと思います。

お迎えのために用意した時間も、お話を伺った時間もありましたよね。それは、次の日付が決まらなくても、なくなりません。

決めても、決めなくても、言いやすいように。

次回のことをお伝えするなら、私は、あとで考えたい方も返事をしやすい言葉を添えたいです。

たとえば、「今ご相談しても大丈夫ですし、ご予定が分かってからご連絡いただいても大丈夫ですよ」。ご自身のお店の予約方法に合わせて、こんな選び方をお伝えできたら。

その場で決めたい方には、候補の日を。あとで考えたい方には、予約先を分かりやすく一つ。帰られてから「どこから連絡するんだったかな」とならないところまで、お渡しできるといいですね。

施術に合わせた次回の目安をお伝えする場合も、理由をお話しして、その方のご希望を伺う。こちらが一息で全部説明してしまわず、お返事を待つ時間も取りたいです。

お礼は、同じ温かさで。

予約が決まると、うれしくて声が明るくなる。それは自然なことだと思います。でも、決まらなかったときにも、今日来てくださったことへのお礼は、同じようにお伝えしたいですよね。

「今日はお時間をつくって来てくださって、ありがとうございました」。まず、その日のお礼を。それから、必要なご案内を。

もう一押ししたほうがいいのかな、と迷うこともありそうです。(ここ、加減が難しいですよね)でも、何かを約束しなくても気持ちよく帰れることも、そのお店の居心地につながる気がします。

お見送りのあと、振り返りたいことがあれば一つだけメモして、いったん区切りにしませんか。「また連絡します」の続きを、夜まで一人で想像し続けなくてもいいように。

次にお会いできるかは、まだ分からない。それでも、今日お会いできたことを大切にできた。そんなふうに一日を終えられたら、私はいいなあと思います。