最後のお客様をお見送りして、ドアを閉める。ふう、と息をついた途端に、足の疲れに気づくことってありませんか。
こんにちは、ナナミです。今日も一日、お疲れさまでした。まず、ちょっと座りませんか。……と言っても、目に入るんですよね。たたみかけのタオルとか、まだ書けていないカルテとか。
「これだけ終わらせて帰ろう」が、もう一つ、もう一つ。帰るつもりで持ったスマートフォンから、また仕事が始まってしまう。(あと少し、のつもりなんですけどね)
きちんと終わらせたいのは、明日のお客様も気持ちよくお迎えしたいから。だから私は、そんな夜に「もっと効率よく」とは言いたくないんです。もう十分、いろんなことを考えて動いてきたはずですから。
今日の 自分が、 途中でしていた こと。
たとえば、お客様のお話をいつもより長く伺った日。急なご連絡があって、次のお迎えまでの間に予定を組み直した日。予定表には残らなくても、ちゃんと時間を使った仕事がありますよね。
夜に残った用事だけを見ていると、「今日も終わらなかったなあ」になってしまう。でも、その前にしていたことまで忘れるのは、ちょっともったいない気がします。
必要な記録や衛生のための片づけは済ませるとして、案内文をもっと素敵にすることや、来月のアイデアを練ることは、明日の自分にお願いできるかもしれません。
そのとき、メモには続きを少しだけ。「案内を直す」より、「駐車場の写真を一枚足す」。明日開いて、ああ、これね、と分かるくらいに。
疲れた自分に、もう一度最初から考えさせない。そんな引き継ぎができたら、店を出てからも頭の中で仕事を続けずに済みそうです。
明日の 最初の お客様が、 見えていたら。
明日の準備は、最初に来てくださる方を思い浮かべるところから。何時にいらして、どのメニューで、何を用意しておくとよさそうか。予約と記録を一度見渡しておきます。

この画面は、ひとりサロンDXキットの予約管理のデモです。日付と予約を確かめたら、「うん、明日はここから始めればいい」と思って閉じられる。そんな使い方をしてもらえたらうれしいです。
全部を先回りして整えようとすると、準備にも終わりがなくなります。今日必要なことを終えて、明日の始まりが見えたら、そこで一度区切ってみませんか。
まだ気になることがあれば、続きを書いておく。明日の自分も、ちゃんとお店に来てくれますからね。
お店の 外にも、 あなたの 時間が あります。
帰って温かいものを食べたい。ゆっくりお風呂に入りたい。好きな番組を、途中で予約表を開かずに見たい。そんな予定も、立派な「このあとすること」だと思うんです。
休んだら明日もっと働ける、という理由がなくても。今日働いたあなたが、気持ちよく一日を終えられたら、それでうれしい。
お客様には「ゆっくりお過ごしくださいね」と声をかけているのに、自分にはなかなか言えなかったりしますよね。今夜はその言葉を、ご自身にも少し分けてあげてください。
忘れ物はありませんか。戸締まりは大丈夫そうですか。それなら今日は、おしまいにしましょう。どうぞ気をつけて帰ってくださいね。

