初めてのお客様をお迎えする日。お部屋を整えて、お茶の用意をして、予約の時間を待つ。少し緊張するけれど、楽しみな時間ですよね。
こんにちは、ナナミです。今日は、そのお客様がまだお店に着いていない時間のことを、考えてみました。
家を出る前、服を選びながら「これで行ってもいいのかな」。時計を見て「予約の何分前に着けばいいんだろう」。メニューを決めたあとにも、初めてだと分からないことって、意外とありますよね。
お店にいる私たちには小さなことでも、向かっている方には、今知りたいことかもしれません。
「そんなこと、聞いてもいいのかな」の 手前に。
服装は何でもいいのか、お着替えを用意しているのか。メイクをしたまま行ってもよいのか。持っていくものはあるのか。どれも、施術やお店によって答えが違います。
だからこそ、ご自身のお店の答えが、来店前に分かるとうれしいですよね。
たとえば、お着替えを用意しているなら、そのことを一文。指定の持ち物があるなら、名前を分かりやすく。こちらには当たり前でも、初めての方は知らないかもしれません。
「気になることは何でも聞いてくださいね」という言葉も、もちろん大切です。でも、聞くほどのことかな、とためらう方のために、先に書いておけることもありそうです。
私は、お店に入ってからの「大丈夫ですよ」だけでなく、出かける前にも、少し安心を渡せたらいいなと思うんです。
早く 着いたら、 ご迷惑かな?
来店時刻も、意外と迷いそうです。遅れたくなくて早く着いたけれど、ひとりサロンだと、まだ前のお客様がいらっしゃるかもしれない。ドアを開けようか、もう少し待とうか。(入口で、そっと時計を見てしまいそう)
予約時刻に来ていただきたいのか、少し前に来ていただく必要があるのか。これは一律に決めず、ご自身のお店の流れに合わせて、案内しておけるといいですね。
早く着いた場合に待てる場所がないなら、それも事前に分かるように。無理に早く来ていただくより、お互いが落ち着いてお迎えできる時刻をお伝えしたいです。
案内の最後には、道に迷ったときの連絡方法も。初めての場所へ急いで向かっている方が、すぐに見つけられるところにあると助かりますよね。
「初めての方へ」を、 一緒に 開いてみませんか。
今回、案内の書き方を調べると、内容ごとに分かる見出しをつけ、難しい言葉を避けるという考え方がありました。そこで、サロンなら「初めての方へ」という場所に、よく聞かれることをまとめられそうだと思ったんです。
何十個も質問を並べなくても、まずは実際によく聞かれることを一つ。「何分前に行けばいいですか?」のように、お客様の言葉のまま見出しにして、そのすぐ下へ短く答える。
これなら、読む方も「それが知りたかった」と見つけやすそうです。新しく聞かれたことがあれば、また一つ足していけばいいですね。
全部を書こうとすると、今度は長くなってしまうので、今日は一つだけ。あなたのお店で、初めての方によく聞かれることは何でしょう。
当日、ドアが開いて「こんにちは」とお会いする。そのときにはもう、小さな心配がいくつかほどけている。そんなお迎えができたら、うれしいなあと思います。
お会いする前の時間にも、サロンらしさは少しずつ伝わるんですね。
今回、 読んで みた もの
W3C WAI「Writing for Web Accessibility」の、分かりやすい見出しと説明の考え方を参考にしました。服装や来店時刻は、この資料にある決まりではなく、お店ごとに案内したいことの例です。2026年9月16日確認。 https://www.w3.org/WAI/tips/writing/

