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坂本 七海のブログ

ひとりでサロンを営むセラピストさんへ。サロン運営の工夫や、ひとりサロンDXキットのアプリづくりに込めた思いをお届けします。

「何分前に行けばいいですか?」初めてのお客様が気になる、小さなこと。

服装は? 何分前に着けばいい? お店に向かう前から、できる気遣いがありそうです。

明るいサロンの机に置かれたタブレットと閉じたノート。画面に顧客情報は表示されていない。

初めてのお客様をお迎えする日。お部屋を整えて、お茶の用意をして、予約の時間を待つ。少し緊張するけれど、楽しみな時間ですよね。

こんにちは、ナナミです。今日は、そのお客様がまだお店に着いていない時間のことを、考えてみました。

家を出る前、服を選びながら「これで行ってもいいのかな」。時計を見て「予約の何分前に着けばいいんだろう」。メニューを決めたあとにも、初めてだと分からないことって、意外とありますよね。

お店にいる私たちには小さなことでも、向かっている方には、今知りたいことかもしれません。

「そんなこと、聞いてもいいのかな」の手前に。

服装は何でもいいのか、お着替えを用意しているのか。メイクをしたまま行ってもよいのか。持っていくものはあるのか。どれも、施術やお店によって答えが違います。

だからこそ、ご自身のお店の答えが、来店前に分かるとうれしいですよね。

たとえば、お着替えを用意しているなら、そのことを一文。指定の持ち物があるなら、名前を分かりやすく。こちらには当たり前でも、初めての方は知らないかもしれません。

「気になることは何でも聞いてくださいね」という言葉も、もちろん大切です。でも、聞くほどのことかな、とためらう方のために、先に書いておけることもありそうです。

私は、お店に入ってからの「大丈夫ですよ」だけでなく、出かける前にも、少し安心を渡せたらいいなと思うんです。

早く着いたら、ご迷惑かな?

来店時刻も、意外と迷いそうです。遅れたくなくて早く着いたけれど、ひとりサロンだと、まだ前のお客様がいらっしゃるかもしれない。ドアを開けようか、もう少し待とうか。(入口で、そっと時計を見てしまいそう)

予約時刻に来ていただきたいのか、少し前に来ていただく必要があるのか。これは一律に決めず、ご自身のお店の流れに合わせて、案内しておけるといいですね。

早く着いた場合に待てる場所がないなら、それも事前に分かるように。無理に早く来ていただくより、お互いが落ち着いてお迎えできる時刻をお伝えしたいです。

案内の最後には、道に迷ったときの連絡方法も。初めての場所へ急いで向かっている方が、すぐに見つけられるところにあると助かりますよね。

「初めての方へ」を、一緒に開いてみませんか。

今回、案内の書き方を調べると、内容ごとに分かる見出しをつけ、難しい言葉を避けるという考え方がありました。そこで、サロンなら「初めての方へ」という場所に、よく聞かれることをまとめられそうだと思ったんです。

何十個も質問を並べなくても、まずは実際によく聞かれることを一つ。「何分前に行けばいいですか?」のように、お客様の言葉のまま見出しにして、そのすぐ下へ短く答える。

これなら、読む方も「それが知りたかった」と見つけやすそうです。新しく聞かれたことがあれば、また一つ足していけばいいですね。

全部を書こうとすると、今度は長くなってしまうので、今日は一つだけ。あなたのお店で、初めての方によく聞かれることは何でしょう。

当日、ドアが開いて「こんにちは」とお会いする。そのときにはもう、小さな心配がいくつかほどけている。そんなお迎えができたら、うれしいなあと思います。

お会いする前の時間にも、サロンらしさは少しずつ伝わるんですね。

今回、読んでみたもの

W3C WAI「Writing for Web Accessibility」の、分かりやすい見出しと説明の考え方を参考にしました。服装や来店時刻は、この資料にある決まりではなく、お店ごとに案内したいことの例です。2026年9月16日確認。 https://www.w3.org/WAI/tips/writing/